HiraHira blog

保護犬と暮らしと、ときどき映画

2017-01-01から1年間の記事一覧

マグニフィセント・セブン

年末のこの時期になると、昔は必ず名作がTVでやっていて、バタバタとお正月の用意をしながらそれを見ていたのを思い出します。「七人の侍」「荒野の七人」もそのひとつで、毎年繰り返し何度も見たものです。そんな年末の風物詩も動画配信を利用している今は…

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

前作に続き無双状態のリーチャーが、今度は女性少佐とセットで敵に立ち向かうはめに。リーチャーも強いが女性少佐も相当な腕前。娘と思しき女の子の今風な受け答えに手を焼きながらも父性が芽生える、父娘モノの様相も取り入れて、強さばかりに傾きがちな作…

ジャージー・ボーイズ

ジャージーボーイズ(フォーシーズンズ)皆さんは、このステージングを見てどう思うのだろう、古くさいと思うだろうか。今大人気のブルーノマーズ。私も大好きなバンドですが、彼らはまさにこの流れを汲むバンドだと感じました。キチンとしたステージ衣装に…

白雪姫と鏡の女王

白雪姫のアレンジ版。古典白雪姫に含まれた様々な教訓を解りやすく象徴化した作品。最初の概要説明の下りで、王が働きもせず一人で姫を育てたり教育を受けさせたりできたのは、王制と言う不公平なシステムのお陰なんですよ、となかなか批判的。王制の名の下…

天使と悪魔

キリスト教になぞらえ、宗教的建造物や美術品を絡ませた殺人が、コンクラーベ(次期教皇選挙)を舞台に格調を持って巻き起こるミステリー。宗教的見地から検視ができなかったり、入室が制限されたり、自由に捜査できないところがミソだ。途中、キリスト教と科…

スター・トレック BEYOND

スタトレ新シリーズにはもはや敬服してしまいました。毎回、新作を観終わった後に、この作品がシリーズ1番と思わせてくれる新鮮なグレードアップ力。回を追うごとに確実に魅力を増していくカーク船長クリスパイン。今回はガーディアンズオブギャラクシーを意…

グランド・イルージョン

このテーマで続編を作るというのは無理があったんじゃないですかね。映画自体をひとつのトリックショーとして見せるのは、一回きりだから斬新な訳で、いくらトリックを変えたとしても大括りでは同じパターンの映画になってしまうので、どうしても新しさがな…

特捜部Q Pからのメッセージ

3作目にして完全にハマりました。これはおもしろ過ぎるシリーズに出会ってしまった。背も高くガタイもいいのに、わりとあっさりヤられるカールの仏頂面もだんだん愛らしく感じて来ましたよ。宗教と信仰心。今回は、否が応でも宗教観なしに見る事が出来ない中…

特捜部Q キジ殺し

前評判と予想どおり、このシリーズは外さない。前作同様、練り込まれたプロットだ。人生の通過点として、何処にでも転がっている平凡と非凡の境界線を示唆するような出来事がきっかけとなるのだが、異常だけども決して現実世界の枠を超えるものではないとこ…

特捜部Q 檻の中の女

渋い大人のオープンミステリー。北欧らしい静かな雰囲気でストーリーが進んで行く。職人気質とでも言おうか、執念にも似た刑事魂が一本貫かれ、深い人間模様がミステリーに練りこまれて描かれている。熟練した刑事は、職業で有りながら、人間の性や弱さを知…

ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング

カンバーバッチのこういう演技は、哀しくて重くて繊細だ。

ジュラシック・ワールド

見る気はなかったんだけど、いつの間にか引き込まれてましたね。面白かったです。ストーリーはと言うと、猛獣系パニックの王道なのですが、画面の面白さと恐竜VRの質の高さで充分最後まで観てしまう作品です。オーウェンさん、とても素敵ね。エゴと自己主張…

メカニック

ご存知、殺し屋ジェイソンステイサム兄貴が無双状態で暴れ回る作品かと思いきや、意外に湿った雰囲気を持つ作品だったので嬉しい誤算。が、一見クールな任務遂行の腕とキレる頭の殺し屋の様相は持ちながら、みんなが応援できる?(笑)殺し屋の方向性として大…

ホビット 決戦のゆくえ

画面にしてもストーリーにしても高品質で申し分ないと思うのです。がこのシリーズ、何故なんでしょう?私はちゃんと憶える事が出来ません。何処が何処だったのか、、、見始めれば分かるんですけどね。今作は一連のクライマックスなので、戦いと重要人物の死…

ターミナル

スピルバーグはこういった一点突破タイプの作品づくりがとても上手いですね。「激突」しかり「ジョーズ」しかり「ET」しかり。油断すると、とんでもなく退屈な作品になる恐れがある題材です。ハプニング的に起こったひとつの事柄について、とことん掘り下げ…