HiraHira blog

保護犬と暮らしと、ときどき映画

2021-01-01から1年間の記事一覧

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

ダニエルボンドの終焉として素晴らしい作品でした。冒頭から凄まじいカーチェイスと驚きのバイクチェイスで、古いジャマイカの石畳の街並みを壊さんばかりに疾走バトルします。もう私たちには見慣れているアクション映画必須のモーターシーンですが、この作…

THE GUILTY/ギルティ

全編、ほぼジェイクギレンホールのひとり芝居。場所も移動しない。観る側の想像力の映画。言ってみれば非常にお金がかかっていない作品にも関わらず、演技力で有無を言わせず引き込まれる。終始ビリビリして、あまりにも冷静でない、感情移入しすぎな主人公…

ジェームズ・ボンドとして

若い時のダニエルクレイグを知らなかったんだと解りました。ずっと知っていると思っていましたが、冒頭部に次々出てくる映像は知らない彼の姿でした。もっと冷酷な殺し屋やエージェントを演じてきた俳優だと勝手に思っていて、そうか、最初のカジノロワイヤ…

ガンズ・アキンボ

ダニエルラドクリフ先生が、またもや自身の既成イメージを壊すべく挑んだ作品なのかな、というジャケット。過激なまでにぶっ飛んだ役ばかり好んで演じている彼自身と、この主人公がオーバラップしてしまう。ばかばかしくも気の毒なこの男が、あり得ないシチ…

グリーンブック

久しぶりに文句なしの良作を見ました。この作品を見てまず頭に浮かんだのが「最強のふたり」。同じように感じた方も沢山居られると思いますが、長年ハートフルな作品の最高峰として私の心の拠りどころだったのですが、どうやらそれを超えて来そうです。「最…

冷たい熱帯魚

怖い。でもこれを観て確信したよ。見た目が冴えなくても歳とっていても、嘘でも、相手の心が欲しがっている言葉が吐けるヤツは、人の心を掴む。人の心が掴めるヤツが主導権を握る。このおっさん(でんでん)なら政治家にでも何にでもなれるだろう。おちゃら…