HiraHira blog

保護犬と暮らしと、ときどき映画

ジェームズ・ボンドとして

ジェームズ・ボンドとして

若い時のダニエルクレイグを知らなかったんだと解りました。ずっと知っていると思っていましたが、冒頭部に次々出てくる映像は知らない彼の姿でした。もっと冷酷な殺し屋やエージェントを演じてきた俳優だと勝手に思っていて、そうか、最初のカジノロワイヤルはこんなヤワな面構えだったことに驚きすら感じます。
イメージは作られる、そして、イメージで作られる。こんなにも彼はボンドとして成長していたんだと、改めて、俳優は作品と監督のものだと確信すると共に、ダニエルクレイグに感謝の気持ちが溢れます。
最後に映ったレッドカーペットに立っていた俳優は、どこから見ても間違いなくジェームズボンドでした。
最初の作品から15年、私たちと同じ時代を駆け抜け楽しませてくれたボンド。
心からありがとう、ダニエル。