アウトロー

「アウトロー」＝溢れもの？
例によって、体力も知力も無双状態のトムさまが拝めます。
中盤までは、身の毛もよだつ冷酷な黒幕を探すミステリー要素たっぷりで、中々面白い私好みの展開だったんですが、演出はあか抜けなかったり、クサい部分が多々有りますね。
ロバートデュバルがイイ感じの使えるおじいとして出てくる終盤は、銃やライフルバンバン撃ちまくって、もはや西部劇の様になってましたが、デュバルおじいが暗闇で片目瞑って、目を慣らしてるとかライフルを撃つ姿は長年の年輪を感じさせる味のある場面でした。
「用心棒」や「椿三十郎」がチラッとよぎる、ふらっと現れて、とんでもない事件を一人で解決して、また何処かへ去って行く。
気持ち悪さが残らないスカッと系のアクション作品です。