HiraHira blog

保護犬と暮らしと、ときどき映画

ジェイソン・ボーン

ジェイソン・ボーン(吹替版)

2時間強、目まぐるしく上下左右し、秒単位でカットが切り替わる画面を追うのは正直辛かった。内容的には可もなく不可もなく、前3作品の集大成トレッドストーンの決着ではあるけれども、クオリティとしては既存の作品に勝るところは見当たらず、ボーンシリーズとしては平均点の仕上がり。
衝撃の一作目から今作でもう14年。決して悪くはないんですが、臨場感を煽る手ブレの画面ももはや予定調和になってしまったこと、相変わらずボーンが無敵であること、果てしなく孤独であることの確認作業のような鑑賞だったのが、ボーンフリークの私としては少々残念だった。